コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをピックアップ。衣装、ウイッグ、メーク、体づくりなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。
本稿では2025年後半に開催された、コスプレも楽しめる大型イベントをプレーバック。年末に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された、世界最大規模の同人誌即売会「コミックマーケット107(コミケ107)」に参加していた、バーチャルYouTuberの宝鐘マリンに扮(ふん)する天上てんこさんと、響輝レイさんを紹介する。
2025年12月30、31日に実施され、2日間で約30万人が来場するなど大盛り上がりとなった「コミケ107」は、屋外に設けられたコスプレエリアも盛況で、大勢のコスプレファンが集結。
バーチャルYouTuberのコスプレは人気で、さまざまなVTuberに扮したレイヤーが参加していたが、その中でも特に印象的だったのがこちらの二人。同じキャラクターのコスプレでも、こだわったポイントは大きく異なり、天上てんこさんはウイッグの造形に注目してほしいと話す。
「今回のコスプレで一番こだわったのはウイッグです。特に前髪の生え際の立ち上がりがうまくできたので、注目してもらえるとうれしいです!」
響輝レイさんはタイトな衣装を格好よく着こなせるよう、体づくりやポージングの練習に励んだそうで、自身でも“太もものボリューム感の再現”には自信があるという。
「今回のコスプレでこだわったのは体づくりです。マリン船長はボリュームのある下半身が魅力的なポイントなので、太ももをできるだけムチムチになるように育てました。また、体のラインもキレイに見せたかったので、ポージングの研究や練習も頑張りました」
取材・文:ソムタム田井



